Ubuntuでウィンドウを完全透過にする
Ubuntuの端末(gnome-terminal)などで、透過させる設定にしていても擬似透過であり、背景を表示しているに過ぎない。よってウィンドウが重なった場合でも背景が透けていて非常に違和感があるし、透過の利点が全然活かせてない。そこで、完全透過にするための設定。
それなりのグラフィックス性能がある場合
それなりかどうかはやってみればわかる。
システム > 外観の設定 > 視覚効果
から、「通常効果」もしくは「追加効果」を選ぶ。
グラフィックス性能が足りてない場合は怒られる。
成功した場合は完全透過になっている。
上記ができない場合 (VirtualBoxなど含む)
たいていは上で大丈夫だと思うが、できない場合もある。例えばVirtualBoxなどの仮想環境でUbuntuを動かしている場合とか。
xcompmgrというアプリケーションを使う。以下のコマンドでインストール。
% sudo aptitude install xcompmgr
インストールしたあとは、こいつが自動起動するようにしてやるとよい。
システム > 設定 > 自動起動するアプリ
を開いて「自動起動するプログラム」タブの「追加」ボタンを押す。
名前:完全透過 コマンド:xcompmgr -n 説明:
以上のように入力。(名前は何でもよい。)
そして再起動したらちゃんと透過できているはず。