Emacsでカーソル位置を覚えて戻ってくる方法

Emacsで作業していると、バッファ内で別の場所をちょっとだけ見て戻ってきたいことがある。方法は2つある。

goto-chg.el

goto-chg.elは変更箇所を辿っていける。便利。
EmacsWiki: goto-chg.el

(require 'goto-chg)
(global-set-key "\C-xj" 'goto-last-change)
(global-set-key "\C-xJ" 'goto-last-change-reverse)

Ctrl-x,jで変更箇所に辿れる。Ctrl-x,Jで逆に辿る。
しかし、この方法では当然変更してない箇所には辿れない。
そういう場合は以下の方法を使う。

レジスタを使う

Emacsレジスタ(registers)は、あとで使うためにテキストやポイント位置を保存するための場所。ここではポイント位置保存を紹介する。

C-x r SPC r ポイント位置をレジスタrに保存する(point-to-register)
C-x r j r レジスタrに保存した位置に移動する(jump-to-register)

Ctrl-x,r,space でミニバッファにレジスタ名を聞かれるので r と入力。(何でも良い)そして呼び出しは Ctrl-x,r,j,r でレジスタ r にジャンプ。
すごく便利だけど欠点は何と言っても4ストロークなこと。最適なキーを考え中。