Emacsでsimple-hatena-modeの導入

はてなダイアリーをそこそこ書くようになってきたので,はてなに投稿するためのelispであるsimple-hatena-modeを導入することにした.

必要なもの

はてなダイアリーライターのインストール

simple-hatena-mode自体にははてなダイアリーに記事を投稿する機能はないので,そのためのPerlスクリプトはてなダイアリーライター」をインストールする.

コピペなりしてパスの通ってるディレクトリにhw.plとして保存する.
パスって何?と言う場合は以下のようにする.

ここでは~/binにパスが通っているとし,~/bin/hw.plとして設置する.
また,

% chmod +x ~/bin/hw.pl

などのようにして実行権限を与えるのを忘れないように.
実行してみると,

% hw.pl
WARNING: Crypt::SSLeay is not found, use non-encrypted HTTP mode.
No files are posted.

のようにWARNINGがでると思うので,次にCrypt::SSLeayをインストールする.

LWP::UserAgent, Crypt::SSLeayのインストール

rootで作業する.
まずはLWP::UserAgent.

% su
# perl -MCPAN -e shell
cpan> install LWP

次にCrypt::SSLeay.
libssl-devってのが必要らしいので,Crypt::SSLeayの前にaptで入れる.

% sudo aptitude install libssl-dev
% sudo cpan -i Crypt::SSLeay

ちなみにCPANの使い方はよくわかっていない.
ここまでで

% hw.pl
No files are posted.

のようになっていればはてダラのインストールは成功.


(2009/11/02追記)
上記のLWP::UserAgent, Crypt::SSLeayのインストールは以下と同じ.

% sudo cpan -i LWP
% sudo aptitude install libssl-dev
% sudo cpan -i Crypt::SSLeay

simple-hatena-modeのインストール

以下の「simple-hatena-mode.elのダウンロード」からsimple-hatena-mode.elをダウンロードしてくる.

.emacsに以下のように記述する.

(add-to-list 'load-path "~/.elisp/simple-hatena-mode/")
(require 'simple-hatena-mode)

最後にsimple-hatena-modeの初期設定を行う.
Emacsを起動して,M-x simple-hatena-setupを実行すればIDなどの初期設定を行うことができる.

投稿方法

M-x simple-hatenaを実行すると,simple-hatena-modeが起動する.
自動的にその日の日記用ファイル(YYYY-MM-DD.txt)が開き,記事が書けるようになる.
一行目に書いたものがタイトルになる.
普段はタイトルをつけないので空行にしている.
各記事の見出しや本文は二行目以降に書く.
書き終わったらC-c C-pで投稿する.
パスワードを設定していなかったらここで聞かれるので,
パスワードを入力したら投稿完了.

ついでにhatenahelper-modeのインストール

はてな記法を入力支援するhatenahelper-modeも合わせてインストールしておくと便利.
以下からhatenahelper-mode.elを手に入れる.

.emacsに以下を追記.

(require 'hatenahelper-mode)
(add-hook 'simple-hatena-mode-hook
          '(lambda ()
             (hatenahelper-mode 1)))