パスワード管理ソフトを KeePass 2.* に移行した

今まで KeePass 1.* 系列を使っていたが、2.* に移行した。

KeePass Password Safe

移行の決め手

正直、1.*でも今まで問題はなかったし、1.*のほうがまだまだ対応しているツールが多いらしい。


じゃあ何が決め手で移行することになったのか。


2.* では文字列フィールドを追加できることである。
KeePassでは Ctrl - Alt - A で自動入力でき、超絶便利である。


しかし、KeePass 1.* の自動入力には欠点もある。
ユーザ名+パスワードという形式のフォームにしか対応していない


金融機関では、支店コード+口座番号+パスワードというフォームが一般的だ。


KeePass 2.* ではこの形式もカバーできる。
支店コードなどの欄を追加できるのだ。


このサイトを参考に設定した。
MacBookの憂鬱日記:KeePassを便利に使う その5

kdb ファイルの移行

これについてはびっくりするくらい情報がなかったので詳しくまとめておく。


KeePass 1.* では .kdb ファイルに管理情報を保存する。
KeePass 2.* では .kdbx ファイルである。


Office 2003 から 2007 で XML に移行したのと似てる。


まず、互換性がないため、2.* では .kdb ファイルを開くことはできない。


KeePass 2.* で新規ファイルを作成して、.kdb ファイルをインポートするという流れ。



やってみると簡単だった。


自動入力もいろいろ設定して、パスワード入力のストレスがこれでまた減った。