Google Chrome をRAMディスクでさらに高速化

以前 Firefox でキャッシュをRAMディスクに置いて高速化した.
何もしなくても速い Google Chrome でも同様に高速化を試みる.


以前のエントリ.
RAMディスクの作成法は以下を参考にする.
Firefox + RAMディスクで高速化 - SEにはなりたくない情報系の大学生


現在は Ubuntu 9.04 にて Google Chrome をメインに使っている.
速度に不満はないが,やってみる.


Chrome のキャッシュは ~/.cache/google-chrome にある.
RAMディスクを /ramdisk に作成してあるものとして話を進める.
方針としては,単純に RAMディスクにディレクトリを作ってシンボリックリンクを張る.
ただし,RAMディスクの性質上再起動したらディレクトリが消えてしまうので,工夫が必要.
/etc/rc.local で毎回起動時に操作を行うようにする.

$ sudo vi /etc/rc.local

ルート権限で /etc/rc.local を開いて,exit 0 の上に以下を記述.

mkdir -m 777 /ramdisk/google-chrome
ln -s /ramdisk/google-chrome /home/USERNAME/.cache/google-chrome

mkdir は -m オプションでパーミッションを指定している.777じゃなくてもいいかもしれないが,適当にやるとうまくいかない.


以上の手順で Google Chrome キャッシュをRAMディスクに置くことができた.
あまり高速化した感じはしない.